過払い金はなぜ発生する?
過払い金とは、貸金業者から借りたお金に対して法律で定められた利息の上限を超えて支払った金額のことです。
なぜ元の返済額を上回るのか、疑問に思う方もいるでしょう。
そこで今回は、過払い金が発生する理由について解説します。
▼過払い金が発生する理由
過払いが発生するのは、グレーゾーン金利と呼ばれる制度があったからです。
グレーゾーン金利とは、法律で定められた利息の上限よりも高い利息を、貸金業者と借り手の間で契約できる制度です。
この制度は2010年に廃止されましたが、それ以前に借入を開始した方はグレーゾーン金利の影響を受けている可能性があります。
▼過払い金が発生しやすいケース
■貸金業者からの借金
貸金業者には、消費者金融やクレジットカードなどさまざまな形態がありますが、どれも高い利息を払っている可能性があります。
特にグレーゾーン金利が適用されている場合は、過払い金が発生しているケースが多いです。
■完済して10年経っていない
過払い金請求には時効があり、完済してから10年以内に請求しなければ無効になります。
つまり完済して10年経っていない場合は、過払い金請求が可能です。
■2010年以前に借入を開始した
グレーゾーン金利は2010年に廃止されましたが、それ以前に借入を開始した方は契約が残っている可能性があります。
法律で定められた利息の上限を超えて支払っているケースが多いため、該当する方は確認しましょう。
▼まとめ
過払い金は、2010年まで導入されていたグレーゾーン金利が原因です。
貸金業者からの借金・完済して10年経っていない場合・2010年以前に借入を開始した場合は過払い金が発生している可能性があります。
当事務所では、借金問題に関するサポートを行っています。
過払い金のご相談も受け付けておりますので、心当たりのある方は気軽にご相談ください。
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