信用情報の異動の条件
信用情報とは、クレジットカードやローンなどの金融取引の履歴や状況を記録したものです。
悪い情報が記録されることを異動といい、審査に通りにくくなったり利用金額が制限されたりする可能性があります。
では、どのような場合に異動が発生するのでしょうか。
▼信用情報の異動の条件とは
■支払いを延滞している
クレジットカードやローンなどの支払いを期日までに行わなかった場合、延滞とみなされます。
返済日から61日以上もしくは3ヶ月以上支払いが滞っている場合は、異動が記録されます。
返済を再開しない限り異動は消えないため、早めに対処しましょう。
■保証会社が代わりに返済した
本人の代わりに保証会社が支払いを行った場合、保証会社に対して返済義務が生じます。
これを代位弁済といい、信用情報に異動として記録されます。
代位弁済が完了するまで異動は消えないため、できるだけ早く保証会社に対して返済することが大切です。
■債務整理を行った
債務整理とは、債権者と交渉して借金の額や条件を変更したり、借金の一部や全部を免除したりすることです。
債務整理を行うと、信用情報に異動として記録されます。
手続きの種類によって異動の内容や期間は異なりますが、一般的に5年間は残ります。
その間は、新たな金融取引ができなくなる可能性が高くなるでしょう。
▼まとめ
信用情報の異動は、支払いを延滞している・保証会社が代わりに返済した・債務整理を行ったといった条件で記録されます。
問題が解決するまでまたは一定期間異動は消えないため、対策することが大切です。
当事務所では、借金問題に関するご相談を承っております。
お話を聞いたうえで適切な方法を提案いたしますので、問題が深刻化する前にぜひご相談ください。
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