自己破産手続きの流れ
自己破産の手続きを行うことで、借金の返済義務が免除されます。
しかし専門的な手続きが必要なため、司法書士や弁護士などの専門家に依頼するのが一般的です。
そこで今回は、自己破産手続きの流れについて解説します。
①専門家への依頼
自己破産する場合、弁護士や司法書士などの専門家に依頼しましょう。
自己破産が適切な選択かどうかを判断し、手続きの方法や費用などを説明してくれます。
②受任通知の送付
専門家に依頼したら、受任通知を債権者に送付します。
受任通知は自己破産することを債権者に知らせるもので、送付後は債権者からの取り立てや連絡がきません。
③申し立ての準備
自己破産の申し立てをするために、必要な書類を作成します。
専門家がサポートしてくれるため、知識がない方でもスムーズに作成可能です。
④裁判所での面接後破産手続き開始の決定
書類を裁判所に提出し、裁判官や破産管財人と面接を行います。
面接では自己破産の理由や経緯などを聞かれ、面接後に裁判官が自己破産手続き開始の決定を出します。
⑤財産の処分と債権者集会
自己破産手続きが開始すると、財産目録に記載された財産は全て破産管財人に引き渡されます。
その際に債権者集会が開かれ、財産の処分や分配について話し合います。
ただし、分配できるお金がない場合は少額管財になり債権者集会は開かれません。
⑥免責許可の決定
免責許可とは、自己破産で消えない残りの借金から解放されることを意味します。
この許可が出されると、自己破産手続きは終了です。
▼まとめ
自己破産の手続きは、以下の流れで行われます。
①専門家への依頼
②受任通知の送付
③申し立ての準備
④裁判所での面接後破産手続き開始の決定
⑤財産の処分と債権者集会
⑥免責許可の決定
当事務所では、債務整理に関するサポートを行っています。
丁寧な対応を心がけておりますので、自己破産を検討している方も安心してご相談ください。
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