自己破産による生活への影響とは?
自己破産をすることで、借金の返済義務がなくなります。
しかしさまざまなデメリットもあるため、慎重に検討することが重要です。
そこで今回は、自己破産による生活への影響について解説します。
▼自己破産するとどうなる?
■家や車などの財産を失う
自己破産すると、基本的には全ての財産を手放さなければなりません。
ただし、衣服・家具・冷蔵庫・洗濯機など、生活に必要な最低限の財産は残すことが認められています。
■新規の借り入れができなくなる
自己破産すると信用情報機関に登録され、新規の借り入れができなくなります。
手続きから10年間は信用情報に記録されるため、その間は銀行や消費者金融からお金を借りることはほぼ不可能です。
■クレジットカードが利用できなくなる
クレジットカード会社は信用情報をチェックするため、自己破産した方にはカードを発行できません。
既存のカードも停止されるため、クレジットカードでの支払いができなくなります。
■分割払いできなくなる
分割払いは事実上の借り入れとみなされるため、自己破産すると分割払いが利用できません。
車・バイク・家電・家具など、高額なものを購入する際は注意が必要です。
■賃貸契約しにくくなる
賃貸契約の際には信用情報や収入証明が必要になることが多いため、自己破産すると不利になります。
保証人や連帯保証人をつけることも難しくなるため、住む場所を探すことが困難になるでしょう。
▼まとめ
自己破産すると、新規の借り入れ・クレジットカードの利用・分割払いができなくなり、賃貸物件の審査も通りにくくなります。
また、家や車などの財産を失ったり支払い義務が保証人に移ったりすることで、家族や周りの人に迷惑をかける恐れがあります。
当事務所では債務整理に関するご相談を承っておりますので、借金問題が深刻化する前にぜひご相談ください。
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