債務整理の対象となる借金とは?
債務整理とは、返済しきれなくなった借金を減額や免除する手続きのことです。
基本的には借金であれば債務整理の対象となりますが、一部例外もあります。
そこで今回は、債務整理の対象となる借金の種類についてご紹介します。
▼債務整理の対象となる借金
■銀行や消費者金融からの借り入れ
住宅ローンやカードローンも含まれますが、住宅ローンを債務整理する場合は担保になっている住宅を手放す必要があります。
カードローンの債務整理は、カード会社との取引ができなくなるため注意が必要です。
■クレジットカード会社からの借り入れ
クレジットカードで支払ったものも含まれます。
ただし債務整理をするとカード会社との取引ができなくなり、新たなクレジットカードの発行は難しいでしょう。
■契約者貸付
契約者貸付とは、生命保険や年金保険などの契約者が保険会社から借りられる制度のことです。
債務整理する場合は、現在契約している保険を解約しなければなりません。
また保険料を滞納している場合は、債務整理できないため注意しましょう。
■奨学金
奨学金を債務整理する場合は、奨学金の支給が停止されます。
信用情報機関に事故情報が登録されるため、新たな奨学金の申請や審査に通りにくくなるため慎重に検討しましょう。
■個人からの借り入れ
友人や親戚などから借りたお金も債務整理の対象となりますが、相手に迷惑をかける場合があります。
相手が債務整理に応じないケースも考えられるため、必ず債務整理できるとは限りません。
▼まとめ
債務整理の対象となる借金は、主に以下の5つです。
・銀行や消費者金融からの借り入れ
・クレジットカード会社からの借り入れ
・契約者貸付
・奨学金
・個人からの借り入れ
ただし債務整理にはさまざまなリスクが伴うため、慎重に検討しましょう。
当事務所では、債務整理に関するご相談を承っております。
相談者様の不安に寄り添いサポートいたしますので、お困りの際はぜひご相談ください。
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